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2026.08

洗面所のコンセント、足りていますか?後悔しないための計画ポイント

  • 間取り・デザイン

家づくりの中で、暮らし始めてから「もっと考えておけばよかった」と感じやすいものがあります。

そのひとつが、コンセント計画です。

特に洗面所は、住んでから
「ここにもコンセントがあればよかった」
「毎回差し替えるのが面倒」
と感じやすい場所のひとつです。

洗面所は、顔を洗ったり歯を磨いたりするだけの場所ではありません。

髪を乾かす。
ヘアアイロンを使う。
電動歯ブラシを充電する。
シェーバーを使う。
洗濯をする。
冬は小型ヒーターを置く。
梅雨時期は除湿機を使う。

こうして考えてみると、洗面所は想像以上に電気を使う場所です。

それでも家づくりの打ち合わせでは、間取りやキッチン、収納、リビングなどに比べると、コンセントの計画は後回しになりがちです。

しかし、毎日使う場所だからこそ、洗面所のコンセントは丁寧に考えておきたいポイントです。

洗面所でコンセントが足りなくなる理由

洗面所でコンセント不足が起こる理由は、とてもシンプルです。

使う家電が、思っているより多いからです。

ドライヤー。
ヘアアイロン。
電動歯ブラシ。
電気シェーバー。
美顔器。
スチーマー。
小型ヒーター。
サーキュレーター。
除湿機。

最近は、使うたびに差し込む家電だけでなく、充電したままにしておきたい家電も増えています。

電動歯ブラシやシェーバー、美容家電などは、毎回出して使うより、収納の中で充電できると便利です。

しかしコンセントの数が少ないと、

「ドライヤーを使いたいのに、電動歯ブラシを充電している」
「ヘアアイロンを使うたびに差し替えている」
「延長コードが出しっぱなしになる」

という状態になりやすくなります。

こうした小さな不便は、毎日のことになると少しずつストレスになっていきます。

家族の成長で、必要な数は変わります

コンセントの必要数は、家族構成や暮らし方によっても変わります。

今はご夫婦だけで足りていても、お子さまが成長すると、洗面所の使い方が変わることがあります。

朝の時間を想像してみてください。

誰かがドライヤーを使う。
別の人がヘアアイロンを使う。
電動歯ブラシを充電している。
シェーバーも使いたい。
洗濯機も動いている。

朝の洗面所は、意外と混み合います。

特に家族の支度時間が重なるご家庭では、洗面所の使いやすさが暮らしやすさに直結します。

「今は足りる」だけで考えるのではなく、将来の家族の使い方まで想像しておくことが大切です。

洗面台まわりだけで考えない

洗面所のコンセントというと、洗面台の横や鏡まわりを思い浮かべる方が多いかもしれません。

もちろん、洗面台まわりのコンセントは大切です。

ただし、そこだけでは足りないこともあります。

たとえば、

洗濯機まわり。
収納の中。
脱衣スペース。
ランドリールーム側。
可動棚の近く。
カウンターの下。

どこで何を使うのかによって、必要な場所は変わります。

除湿機を置きたい場所の近くにコンセントがない。
ヒーターを使いたいのに、コードが通路を横切ってしまう。
美容家電を収納内で充電したいのに、収納の中にコンセントがない。

こうなると、せっかくすっきり計画した洗面所でも、延長コードが必要になったり、コードが目立ったりしてしまいます。

コンセントは、数だけではなく、使いたい場所にあるかどうかが重要です。

高さも使いやすさに関わります

コンセント計画では、位置だけでなく高さも大切です。

洗面所は水を使う場所なので、低すぎる位置にコンセントがあると、水はねが心配になります。

一方で、高すぎる位置にあると、毎日の抜き差しがしにくくなることもあります。

ドライヤーやヘアアイロンのコードが床に垂れにくい高さ。
水が直接かかりにくい位置。
小さなお子さまの手が届きにくい位置。
収納内で使いやすい高さ。

こうした点を考えておくと、使いやすさだけでなく安全性も高めやすくなります。

洗面所は、便利さと安全性のバランスがとても大切な場所です。

水・湿気・ほこりへの配慮も忘れずに

洗面所は、水や湿気が多い場所です。

さらに、タオルや衣類、髪の毛などによって、ほこりもたまりやすい空間です。

コンセントまわりにほこりがたまり、そこに湿気が加わると、トラブルにつながる可能性もあります。

そのため、コンセントは「増やせばいい」というものではありません。

水が直接かかりにくい場所に設ける。
必要に応じて防滴型のコンセントを検討する。
アース端子付きのコンセントが必要か確認する。
収納内に設置する場合は、湿気や熱がこもらないようにする。

安心して使える場所に、使いやすく配置することが大切です。

収納の中にコンセントがあると便利

洗面所でおすすめしたい工夫のひとつが、収納内コンセントです。

たとえば、

鏡裏収納の中。
洗面収納の中。
可動棚の一部。
引き出しの中。

こうした場所にコンセントがあると、電動歯ブラシやシェーバー、美容家電などを隠しながら充電できます。

洗面台の上にコードが出っぱなしになりにくく、見た目もすっきりします。

毎日使うものを、使いやすい場所に置きながら、生活感を出しすぎない。

これは洗面所の満足度を上げるポイントです。

ただし、収納内にコンセントを設ける場合は、湿気や熱がこもらないように注意が必要です。

何をどこに置くのか、あらかじめイメージしておくと、より使いやすい収納になります。

将来使う家電も想像しておく

コンセント計画で大切なのは、今の暮らしだけで決めないことです。

10年前にはあまり使っていなかった家電が、今では当たり前になっていることもあります。

美容家電。
スマート家電。
充電式の掃除用品。
小型の空調家電。

これから先も、洗面所で使うものは増えていくかもしれません。

そのため、必要最低限ぴったりで計画するよりも、少し余裕を持たせておくと安心です。

「今は使わないけれど、将来使うかもしれない」
という余白があると、暮らしの変化にも対応しやすくなります。

打ち合わせでは、暮らし方を具体的に伝える

コンセント計画で後悔を減らすためには、打ち合わせの段階で、暮らし方を具体的に伝えることが大切です。

たとえば、

朝、誰が何を使うのか。
ドライヤーとヘアアイロンを同時に使うのか。
電動歯ブラシやシェーバーはどこで充電したいのか。
除湿機やヒーターを置く予定があるのか。
洗濯物を室内干しするのか。
収納内で充電したいものがあるのか。

こうした使い方を共有しておくと、コンセントの数や位置、高さを決めやすくなります。

「お任せでお願いします」でも進めることはできます。

ただ、コンセントは暮らし方が出やすい部分です。

自分たちがどのように使いたいかを伝えることで、より後悔の少ない計画につながります。

洗面所コンセント計画で考えたい3つのこと

洗面所のコンセントで迷ったときは、まず次の3つを整理してみましょう。

1. 使う家電

ドライヤー、ヘアアイロン、電動歯ブラシ、シェーバー、美容家電、除湿機、ヒーターなど、洗面所で使うものを書き出します。

2. 使う場所

洗面台の前、収納の中、洗濯機まわり、脱衣スペース、ランドリールームなど、どこで使うかを考えます。

3. 同時に使うかどうか

朝の支度時間や家族の動きが重なるタイミングを想像すると、必要な数が見えてきます。

この3つを考えておくだけでも、コンセント計画はかなり現実的になります。

まとめ:洗面所のコンセントは、少し余裕を持って計画を

洗面所のコンセントは、暮らし始めてから不足に気づきやすい部分です。

家電の種類が増え、充電するものも増え、家族の暮らし方も少しずつ変わっていきます。

だからこそ、今の必要最低限だけで決めるのではなく、将来の変化まで見越して計画することが大切です。

洗面台まわり。
洗濯機まわり。
収納の中。
脱衣スペース。
ランドリールーム。

どこで何を使うのかを具体的に考え、使いやすく、安全な位置にコンセントを配置する。

それだけで、毎日の身支度や洗濯がぐっとスムーズになります。

コンセントは小さな設備ですが、暮らしの快適さに大きく関わります。

「足りなかった」と後悔しないために、洗面所のコンセント計画は少し丁寧に考えていきましょう。

この記事の執筆者

(有)早川建設

館山・南房総エリアで、地域の暮らしに寄り添い、新築・リフォームを通して快適な住まいをご提案しています。