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2026.06

家つくりのポイント~迷った時の考え方について~

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買える性能と買えない性能

住宅事情につきましては、昨年度実施されてあっという間に予算上限に達してしまった「GX志向型住宅」に代表されるように省エネ志向、高性能化が急速に広がってきております。

従来は高性能住宅といえば、比較的一部のハウスメーカーやいわゆる「スーパー工務店」と呼ばれる規模の比較的小さな勉強熱心な工務店がほとんどだったと思います。

が、昨年4月からの省エネ基準義務化を受けて各社様とも高性能化が進んできておりこれから家を建てようと思っている方々からしたらどう選んだらいいのか迷ってしまうのではないでしょうか?

そこで今日は高性能住宅を建てる際の大きな2つのポイントと私達と一緒に進める家づくりがどのようなものなのかをお話していきたいと思います。

とはいえ、高性能住宅について語りだすとキリがないくらいしゃべり倒してしまうので(笑)本当にざっくりにとどめます。

1.お金で買える性能

断熱材、サッシ等はっきり性能値が謳ってあるもの。

断熱材にもたくさんの種類があり、性能も様々、また厚さによっても変わってきます。

サッシとは外部に面した建具、窓ガラスのことです。サッシにも樹脂サッシ、アルミサッシ、アルミ樹脂複合サッシ、木製サッシ等の種類があります。また、ガラスについてもシングルガラス、ペアガラス、トリプルガラス、中には5重ガラスなんてのまであります(^^;

さらには、熱を遮る日射遮蔽タイプ、冬に太陽の熱を取り入れやすくする日射取得タイプ等最近はさらに選択肢が増え、家を建てようとお考えの方にはますますわかりにくくなってきているのではないでしょうか...

これらはお金を出せば手に入る性能となります。

2.お金で買えない性能

お金で買えない性能というのはどういうことでしょうか?

大きく分けて2つの要素があります。

1.設計

設計といってもいろいろありますがここでは日射遮蔽、日射取得についてのお話とします。

要は太陽の光、熱をどう活かすか、どう抑えるかということです。

窓の配置、大きさ、庇の有無を土地の形状、方角に合わせて考え検討、配置することで大きな効果を得ることができます。

場合によってはサッシや断熱材よりも大きく影響してきます。

2.施工

高性能住宅における施工のポイントは「気密」です。

「高気密高断熱」という言葉は広く知られている言葉ではありますが、実ははっきり数値として定義が定まっているわけではありません。補助金を受ける際に断熱性能は基準として設けられてはいますが気密については現在は定められていません。

しかしこれが非常に重要なポイントとなります。

気密性は「C値」という記号で表します。「相当隙間面積」といい、家中でどれくらい隙間が空いているかを1m2あたりで表します。C値は低いほど良い性能です。

このC値が何に影響するかというと一つは冷暖房の効率、もう一つが換気です。隙間が空いていればせっかくエアコンで調整した空気が漏れてしまいます。また隙間が多いとせっかく24時間計画換気を設計しても計画通り換気しません。

また、断熱材の種類や施工法によっても気密性能は左右されます。断熱材によって気密の施工方法は変わります。またたとえ同じ間取りの家でも施工によって気密性は大きく変わってしまいます。

 

 

以上が、お金で買えない性能のポイントのお話となります。

が、このお金で買えない性能こそが実は家づくりにおいて最も重要なポイントだと思いますがいかがでしょうか?

また、お金で買えない性能についてしっかり説明ができる会社は当然お金で買える性能についてもしっかり考えています。

お金で買えない性能にこそ、各住宅メーカー、工務店の考え方が一番反映されていると考えますが皆さんはどうお考えですか?

さいごに

私達井原建設はもちろん1.のお金で買える性能も大事ではありますが、そこはやはりバランスだと思います。

ご予算、求める生活の快適性等全体的なバランスを考えて仕様を決める。

弊社ではプランニングの段階から断熱性能や日射の影響や室温シミュレーションを行って施主様と家づくりを進めております。それらの資料を基にどこまでの性能を求めていくか、ご予算を考慮しながら決めていきます。

この記事の執筆者

(有)井原建設

自社で行う許容応力度計算及び省エネ計算によりお客様のご要望にも迅速に対応。性能は高い数値をただ追い求めるのではなくエビデンスをもってコストとのバランスを考えた性能をご提案します。また、柔軟な思考、発想でお客様のご要望に応えます。