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2026.08

色決めの基本【第2回】内装の色選び

  • 間取り・デザイン

全5回にわたり、家づくりに役立つ「後悔しない色決めのポイント」をご紹介します。

第1回は、住まいの第一印象を左右する「外観の色選び」についてご紹介しました。

第2回は、家の中の雰囲気や居心地を大きく左右する「内装の色選び」について解説します。

内装の色を決めるときは、床・壁・天井のバランスだけでなく、家具やカーテン、インテリアとの調和も大切です。

「どんな色を選べばいいのか分からない」という方も、いくつかのポイントを押さえることで、理想の住空間をイメージしやすくなります。

今回は、内装の色選びで知っておきたいポイントをご紹介します。


ポイント① 好みのインテリアイメージを集める

まずは、どんな雰囲気の部屋にしたいのかを考えてみましょう。

InstagramやPinterestなどのSNSには、家づくりやインテリアの参考になる写真がたくさんあります。

気になる写真を保存していくと、自然と自分の好みや、取り入れたい色の傾向が見えてきます。

例えば、次のようなキーワードで検索してみるのもおすすめです。

  • ベースクロス
  • アクセントクロス
  • おしゃれな部屋
  • インテリア
  • 家づくり
  • マイホーム

「この雰囲気が好き」という写真をいくつか集めておくと、打ち合わせの際にもイメージを共有しやすくなります。


ポイント② 床・壁・天井のバランスを考える

内装の色を決めるときは、床・壁・天井の3つのバランスを意識してみましょう。

落ち着いた雰囲気にしたい場合

一般的には、

床 → 濃い色
壁 → 中間の色
天井 → 明るい色

というように、上に向かって明るくなる配色にすると、落ち着きのある空間に仕上がります。

反対に、天井に濃い色を使うと、空間が引き締まる一方で、部屋が実際よりも低く感じられることもあります。

どんな雰囲気にしたいかを考えながら、色の濃淡を調整してみましょう。

開放感のある空間にしたい場合

床・壁・天井を明るい色でまとめると、光を反射しやすくなり、空間を広く感じやすくなります。

特に白や明るいベージュなどは、すっきりとした開放感のある空間をつくりたい方におすすめです。

アクセントクロスで個性をプラス

壁の一部に異なる色や柄のクロスを取り入れると、空間にアクセントが生まれます。

リビングの一面やテレビ背面、寝室など、ポイントを絞って取り入れることで、メリハリのある印象に仕上げることができます。

ポイント③ 色の「温かさ・冷たさ」を意識する

色には、温かみを感じさせる暖色系と、涼しさや落ち着きを感じさせる寒色系があります。

また、ベージュやグレーなどの中間的な色にも、それぞれ暖色寄り・寒色寄りの色味があります。

部屋の用途や過ごし方に合わせて色を選ぶと、より心地よい空間をつくることができます。

リラックスできる空間にしたい場合

ベージュやグレー、淡いピンクなどの落ち着いた色を取り入れると、穏やかでくつろぎやすい雰囲気になります。

リビングや寝室など、ゆったり過ごしたい場所に向いています。

明るく活気のある空間にしたい場合

オレンジやイエローなどの明るい色をアクセントとして取り入れると、元気で活発な印象を演出できます。

ただし、鮮やかな色を多く使いすぎると落ち着かない印象になることもあるため、アクセントとしてバランスよく取り入れるのがおすすめです。

ポイント④ 色同士の相性を考える

内装は、ひとつの色だけで決めるのではなく、複数の色を組み合わせて考えることが大切です。

ベースとなる色を決めたうえで、アクセントカラーを取り入れると、空間にメリハリが生まれます。

例えば、ベージュをベースに木目を組み合わせたり、グレーをベースにブルー系のアクセントを加えたりするなど、色の組み合わせによって印象は大きく変わります。

床・壁・天井だけでなく、家具やカーテン、照明なども含めて全体のバランスを考えてみましょう。

ポイント⑤ 実際の仕上がりをイメージする

色を決めるときは、カタログや小さなサンプルだけで判断せず、実際の空間をイメージすることも重要です。

色は面積によって見え方が変わるため、小さなサンプルでは「ちょうどいい」と思った色が、広い壁に使うと印象が違って見えることもあります。

また、自然光や照明の種類によっても色の見え方は変わります。

可能であれば、実際のサンプルを壁に当ててみたり、床材や家具、カーテンなどと組み合わせたりしながら確認してみましょう。

完成後の暮らしをイメージしながら色を選ぶことが、後悔しない内装づくりにつながります。


まとめ

内装の色選びは、住まいの雰囲気だけでなく、そこで過ごす時間の心地よさにも関わる大切なポイントです。

まずは好きなインテリアのイメージを集め、床・壁・天井のバランスや色の組み合わせを考えてみましょう。

さらに、家具やカーテンなども含めて全体をイメージすることで、自分たちの暮らしに合った空間をつくりやすくなります。

「好きな色」だけでなく、「どんな空間で過ごしたいか」という視点から考えてみるのもおすすめです。

次回は、「建具の色選び」についてご紹介します。

床や壁との組み合わせによって印象が変わる建具。選び方のポイントを詳しく解説しますので、ぜひ次回もご覧ください。

 

 

この記事の執筆者

高屋工務店(株)

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