2026.10
パントリーで暮らしも防災も安心。使いやすい収納のつくり方
- 耐震・防災
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こんにちは、寺田建築です。
食品や飲料、調味料、キッチン用品などをまとめて収納できるパントリー。キッチンまわりをすっきり保ちやすく、注文住宅でも人気の高い収納スペースの一つです。このパントリーは便利な暮らしのためだけでなく、災害に備えた「備蓄場所」としても活用できます。
今回は、使いやすいパントリーをつくる際のポイントと、防災にも役立つ活用方法をご紹介します。
■収納する物と動線を意識した設計を
パントリーをつくる際に大切なのは、何を収納するのか考えること。食品や調味料だけを収納するのか、飲料やキッチン家電まで置くのかによって、必要な広さや棚のつくり方は変わります。
広ければ良いというわけではなく、ご家族の買い物の量や普段の収納方法を考えながら、必要な場所に必要な大きさを確保することが、使いやすいパントリーにつながります。
冷凍食品のストックが多いご家庭から人気のセカンド冷凍庫を設置する場合は、冷凍庫のサイズを踏まえて設計するだけでなく、電源を確保するためのコンセントも必要です。
■動線を意識するともっと便利に
パントリーはキッチン近くに設けるのが基本ですが、さらに動線まで意識するとより便利になります。人気があるのが「玄関⇔パントリー⇔キッチン」という動線。買い物から帰ったとき、重たい飲料や食品を玄関から直接パントリーへ運べるため、移動が最短となり負担を減らせます。
■パントリーを防災備蓄に活用
地震や台風などの自然災害が激甚化する中、在宅避難も注目を集めています。災害が発生した際にも自宅で生活を続ける場合、欠かせないのが食料や飲料水などの備蓄。農林水産省では家庭の食料品備蓄について、最低3日分、できれば1週間分程度を推奨しています。
備蓄を考える際におすすめなのは、普段使う食品を少し多めに買い置きし、使った分を補充する「ローリングストック」。レトルト食品や缶詰、乾麺、飲料水などを日常的に消費しながら備えることで、賞味期限を管理しやすくなります。
パントリーは、こうした備蓄のための場所としても最適です。普段は便利な収納、もしものときには生活を支える備蓄スペースとなるパントリー。家づくりの際には、収納と防災の両方の視点からパントリーを考えてみてはいかがでしょうか。